第一回権利擁護支援フォーラムを開催しました

平成30年第1回バトン権利擁護支援フォーラムが開催されました。津久見市川野市長から来賓代表があり、基調講演では、「講談で知ろう成年後見制度」と題して神田織音さんから、障がい者の親亡き後の準備について、また認知症のある老姉妹が悪徳商法の被害にあい、成年後見制度を活用することでお金と平穏な生活を取り戻した事例を通して、身上保護に基づいた財産管理の重要性を学びました。
パネルディスカッションでは、大分家庭裁判所の冨田首席書記官、大分県福祉保健部福祉保健企画課梶原主任、NPO法人権利擁護支援センターふくおかネットの森高理事長と市民後見人の岩田さんにご登壇され、必要な人は、誰でも安心して使える成年後見制度にする為の、成年後見制度利用促進基本計画の家庭裁判所のかかわりや行政の取り組みの説明のあと、実際の市民後見人の活動報告があり、コーディネーターの森高さんが、議論全般を有意義なものとしていただき、最高裁担当裁判官の勉強会で得られた情報提供していただきました。権利擁護の必要性、権利擁護支援の方法(ツール)の一つが成年後見制度、これを必要な人は、誰でも利用できる制度としていかなければならない、福祉と司法の連携のポイントなど、中身の濃い内容で、有意義なものとなり、成功裡に終えることができました。登壇者の皆様、県外・県内各地から参加して下さった一般市民から専門職・行政・社協・包括職員の皆様、津久見市川野市長様並びに職員様、津久見市社協職員様、各関係機関の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。