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市民後見人養成講座 8日目

市民後見人養成講座8日目☆

1コマ目は、津久見市社会福祉協議会の平山沙耶佳先生より「日常生活自立支援事業~あんしんサポート~」について、ご講義いただきました!

日常生活権利擁護事業は、成年後見制度ととても似ている事業ですが、細かな部分に違いがあり、その部分を含めて、丁寧に教えていだだきました。また、社会福祉協議会さんの想いのある活動・支援に受講者の感動は抑えきれず、質問もたくさん出ました!

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そして、午後からの2コマ目、3コマ目は、精神障がい者施設研修ということで、とよみ園さん(津久見市内)へ移動して、3名の先生方にご講義いただきました。

最初は所長の神田弘法先生。「臼津地区の精神保健」について、家族会の歴史や現在の活動を、次に「精神障がいの理解」ということで、矢野 薫先生から精神障がい者を取り巻く法律の歴史や精神疾患の基礎知識を、最後に「精神障がい者への対応と留意点」ということで、山森ゆかり先生から基本姿勢(傾聴、共感、非審判的態度、受容的態度など)と症状への対応を、うかがいました。

精神障がいの歴史には、胸の詰まる場面も・・・。ただ、そうした歴史に対して見て見ぬふりをするのではなく、今は何が出来ていて、これから何が出来るのかを考えるきっかけになりました。また、支援者としての対応の仕方は、現場を踏まえての回答で、大変勉強になりました。

お話し全体を通して感じたこと。
それは、どの先生方も日々人権について考えておられ、利用者さまの障がいではなく、(その前に)一人の「人」として向き合われているという姿勢。

貴重な学びの時間をありがとうございました。