市民後見人養成講座 11日目

10月29日(火)市民後見人養成講座 11日目を開催しました♬

◆1コマ目「傾聴について」諏訪緑の園 施設長 宇都宮 浩二先生

宇都宮先生にとって、福祉とは「困りごとをなくすこと」というお考えからお話してくださり、「いまの福祉の課題」や「人の4つの欲」を押さえた上で、「聴く意味」から傾聴についてお話して下さいました。「聴くこころえ」「専門性より人間性」など、こころに響く話もあり、聴くことの大切さを深く感じました。

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◆2コマ目「大分県地域定着支援センターの機能について」大分県地域包括生活定着支援センター 相談員 古賀美咲先生

矯正施設から退所した後、自立した生活を営むことが困難と認められる高齢者や障がい者などを対象に、退所後、地域の中で自立した日常生活・社会生活を営むことを助ける事業が、地域生活定着支援事業。

普段、聴くことのない業務内容や相談支援業務の事例などを伺い、市民後見人としても、地域に住む一人の人間としても、知っておく必要のある社会資源を学びました。

◆3コマ目「障がい者/高齢者虐待防止法の理解について」社会福祉法人 みずほ厚生センター法人本部事務局 事務長 施設長 髙橋 智秀先生

最初に人権研修の考え方として、“忘れていないかを確認するための健康診断的研修”ということを押さえてから、権利擁護や各虐待防止法の定義、高齢者虐待防止法と障害者虐待防止法の違い、虐待に気づく~発見する、予防するためのメカニズム、障がい者差別とは?をわかりやすく教えていただきました。そして、誰もがその人らしく生きるために、最善の利益は何かを追い求めていく姿勢が重要なことを学びました。

どんどん学びが深まっております。
みなさんもぜひ、ご参加下さい()