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10日目(令和3年度第5回バトン市民後見人養成講座)を開催しました。

910日(金)1730分から、コロナ感染対策のもと、会場とオンラインのハイブリット方式で、10日目(令和3年度第5回バトン市民後見人養成講座)を開催しました。

㉔『権利擁護と意思決定支援』では、國學院大学法学部教授・弁護士佐藤彰一さんからアドボカシー(権利擁護)の要素について、また能力不存在推定(代行決定)から能力存在推定(意思決定支援)へ対人援助のパラダイム転換等、わかりやすく説明してくださいました。当日急遽参加してくださった、知多地域成年後見センター理事長の今井友乃さんからも、権利擁護は地域づくり、地域の人が地域を支えあう、地域に基づいた身近な活動が重要だということを学ぶことができました

㉕『児童虐待について』と題して、相談事業所たいじゅ代表 社会福祉士 松尾慶一さんから児童虐待の概論から事例まで深く解説していただきました。

以下、受講者の感想です。

本当に救いを求めている子どもたちは支援の表に出てこない、出てこれないのではないかと考えています。こういった救うべき子どもたちがコロナ禍出ますます増えていることに胸が痛みます。日本の将来を担う子どもたちが貧困のせいで虐待の連鎖を生んだりすることがないよう、国はもっと力を入れてほしいと切に思います。

 法人後見支援員として活動するようになると、家族単位での支援が必要なこともあります。想定される いろいろな課題を学び、知識や対応力を身につけておくこと、そして連携先を知っておくことは重要と考えています。