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第91回バトンカフェ

本日、第91回バトンカフェを臼杵商工会議所1階で開催しました。

ためになるお話は、『令和5年度バトン活動報告』を認定特定非営利活動法人おおいた成年後見権利擁護支援センター代表者理事の吉田明美より報告させていただきました。

法人後見事業では、被後見人さんと、基本的には1回~4回/月ご本人に必要な面会回数を設定し、ご本人とキーパーソン、施設であれば担当職員等と面談をおこなっています。

日頃からできるだけご本人の意思が反映できるよう、声掛けをおこなっています。

ご本人の希望を叶えるためプランや支援内容等を一緒に考えながら、関連機関と一緒に実現に向けた関りをさせていただいています。

バトン法人後見支援員さんは主に身上保護担当ですが、支援をしている側の私たちが被後見人さんから元気をもらい幸せを感じさせてもらっている、被後見人さんから反対に支援をしてもらっている感覚ですと、法人後見支援員の皆さんが一様に言われます。

生活者としての視点を持ち、権利擁護支援者養成講座を受講修了された法人後見支援員さんの活動は、心の目線も被後見人さんに無意識のうちに合わせていて、それを被後見人さんが感じて信頼関係が構築されていくように思われます。私たち専門職から見ても頭の下がるかかわりが多くあります。

権利擁護支援事業では、専門職がチームで相談に応じる「何でも相談会」(令和5年度は大分ハートプラザで開催)や居場所の提供(バトンカフェの開催令和5年度は開催数20回 / 累計開催数126回   /    参加者合計915人   /    累計参加者合計 3,129人)、おたがいさま事業(食料品や野菜、生活用品等の無料配布89回)やごはん応援事業(ひとり親等世帯へお弁当の無料提供18回、5,250個)、地域見守りたい事業や行政職員の研修受入れ等の報告を行いました。